中国人民元:6日続伸、ペッグ制廃止後の最高値-中銀総裁発言に反応

中国の外国為替取引では、人民元がドルに対し 6営業日続伸し、2005年のドル・ペッグ(連動)制廃止後の最高値を更新した。 中国人民銀行の周小川総裁が、ドル安が商品価格を押し上げることから、元は「上 昇する必要がある」と述べたことに反応した。

ブルームバーグ・ニュースがアナリストやエコノミストを対象にまとめた調査 によれば、中国がインフレ抑制を目指すなか、人民元は12月まで上昇を続け、ペ ッグ制廃止後の上昇率は24%に達する見通しだ。王岐山副首相は17日、政府が為 替改革を推し進めるとの方針を示した。

オーバーシーズ・チャイニーズ銀行(OCBC)の通貨ストラテジスト、エマ ニュエル・エン氏(シンガポール在勤)は「現物市場での上昇加速は歓迎すべき展 開だ」とした上で、「輸入インフレの抑制は引き続き重要だ」と指摘した。

中国外国為替取引システム(CFETS)によれば、人民元は上海時間午後5 時半(日本時間同6時半)現在、前日比0.14%高の1ドル=6.8821元。一時は

6.8809元まで上昇した。前日は6.8915元。ブルームバーグの調査によれば、元は 年末までに6.65元に達すると見込まれている。

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