米ファイザー、印ランバクシー:「リピトール」後発薬の販売延期で合意

【記者:Susan Decker, Shannon Pettypiece】

6月18日(ブルームバーグ):世界最大の医薬品メーカー、米ファイザー は18日、同社とインドのランバクシー・ラボラトリーズがコレステロール降下 剤「リピトール」のジェネリック製品(後発医薬品)を米市場で2011年11月 まで販売しないことで合意したと発表した。

ファイザーの資料によれば、同社の主力商品、リピトールのジェネリック 製品の米国での販売をめぐり裁判で争っていた両社は和解に達した。アナリス トらは、リピトールの主要特許が切れる10年3月にランバクシーが米市場に参 入する一方で、ファイザーは訴訟を通じ16年まで競合を遅らせようとするとの 見方を示していた。

リピトールのジェネリック製品が発売されれば、ファイザーは年間で最大 120億ドル(約1兆3000億円)の収益を失うとみられている。同社は今回の合 意を受け、新たな収益源となる新薬開発を急ぐ。

ファイザーのデービッド・リード法務顧問代行は、和解は両社にとって「訴 訟につきもののリスクを取り除く」と述べた。ファイザーはリピトールの米市 場での8年間の販売差し止めを求め、米連邦地裁にランバクシーを訴えていた。

ランバクシーについては、第一三共が11日、最大46億ドルで経営権を取 得すると発表している。

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