欧州債:下落、ECB理事のインフレ発言で-10年債利回り4.61%

欧州債相場は下落。欧州中央銀行(EC B)のシュタルク理事が、ECBはインフレ抑制に向けて「必要なあらゆる措 置を取る」と表明したことが背景。

同理事が「物価安定に対するリスクは高まった」との認識を示したことを 受けて独10年債利回りは上昇、ほぼ1年ぶりの高水準まで5ベーシスポイン ト(bp、1bp=0.01%)未満となった。この日の独5年債入札への応札倍 率が前回を下回ったことも、国債需要を後退させる要因だった。

ウニクレディト・マーケッツ・アンド・インベストメント・バンキングの 債券ストラテジスト、コーネリアス・パープス氏(ミュンヘン在勤)は「シュ タルク理事はインフレリスクとインフレ期待の抑制が重要であることをあらた めて強調した」と指摘し、「利上げ観測を後退させる根拠は見当たらない」と 語った。

ロンドン時間午後3時36分までに、10年債利回りは前日比2bp上げ

4.61%。同国債(2018年7月償還、表面利率4.25%)価格は0.12ポイン ト下げ97.15。2年債利回りは1bp上昇し4.63%。

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