中国人民元:ペッグ制廃止後の最高値を更新-人民銀総裁の発言受け

18日の中国外国為替取引で、人民元はドル に対し上昇し、2005年のドル・ペッグ(連動)制廃止後の最高値を更新した。 中国人民銀行の周小川総裁が、ドル安が商品価格を押し上げることから、元は 「上昇する必要がある」と述べたことに反応した。

ブルームバーグ・ニュースがアナリストやエコノミストを対象にまとめた調 査によれば、中国がインフレ抑制を目指すなか、人民元は12月まで上昇を続け、 ペッグ制廃止後の上昇率は24%に達する見通しだ。王岐山副首相は17日、政府 が為替改革を推し進めるとの方針を示した。

オーバーシーズ・チャイニーズ銀行(OCBC)の通貨ストラテジスト、エ マニュエル・エン氏(シンガポール在勤)は「現物市場での上昇加速は歓迎すべ き展開だ」とした上で、「輸入インフレの抑制は引き続き重要だ」と指摘した。

中国外国為替取引システム(CFETS)によれば、人民元は上海時間午後 零時36分(日本時間同1時36分)現在、前日比0.13%高の1ドル=6.8825元 で、6営業日続伸となっている。ブルームバーグの調査によれば、元は年末まで に1ドル=6.65元に達すると見込まれている。

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