古河スカイ株が高値、太陽光パネル製造向けのアルミに期待-3倍増へ

アルミニウム製品の製造・販売を手掛ける 古河スカイの株価が、一時73円(27%)高の346円と3連騰。年初来高値を更 新するとともに昨年12月以来の水準を回復した。同社は、アルミニウムで太陽 光パネル製造装置用大型基板を製造しており、太陽光発電関連銘柄に投資人気 が集まる中、同事業の成長を期待した買いが優勢となっている。売買高も午後 1時59分現在で2086万株と、2000万株以上の取引は2005年12月5日以来、 およそ2年半ぶりのことだ。

コスモ証券の岩崎彰アナリストは、「同業の住友軽金属工業などの株価は 動いておらず、古河スカイは太陽光発電関連で株が上昇した」と指摘した。太 陽光発電パネル製造装置向けにアルミを製造しているのは、古河スカイだけだ という。「古河電池など電池関連全般的に上昇しており、古河スカイにも思惑 が働きやすい」と、岩崎氏の見方だ。

古河スカイの2009年3月期の連結業績計画は、売上高で前期比4.9%増の 2655億円を見込む半面、燃料や添加用副原料の価格上昇が圧迫要因となり、経 常利益は前期比26%減の88億円。ただ、アルミを使った太陽光発電パネル製造 装置向け受注に関しては伸びを予想、5月13日に公表している決算説明会資料 によると、08年の受注高は07年の約3倍を見込んでいる。

古河スカイ広報・IR室の沢地隆氏によると、「太陽光発電パネル製造装 置用のアルミの大型基板の受注高はまだ全体的に少ないが、今後はマシニング センターなど設備を増設し、生産体制も確立していく。前期に比べると、業績 も良くなる」と話した。

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