ついで買いが当たる、アライドH株が3月来高値-MD改革し業績増額

ジャスダック上場で、西日本を地盤にド ラックストア362店を展開するアライドハーツ・ホールディングスの株価が6 営業日続伸。一時前日比20円(7.5%)高の286円と今年3月7日以来、約3 カ月ぶりの水準を回復した。生活者のニーズを意識してマーチャンダイジング (MD)を改革、広告宣伝費や販促関連経費を抑制し、収益性が向上している。 17日付で2008年5月中間期の業績予想を上方修正したため、業況好転を評価 する買いが優勢だ。

アライドHが17日の取引終了後に発表した資料によると、中間期の連結 営業利益は前年同期比16%増の18億円になる見通しで、前回予想を5%上回 る。傘下の「ジップドラッグ」がチラシの配布回数を月4回から2回に減らし たことが奏功、販管費の削減により、営業利益率が3.5%に改善。前年同期

0.5ポイント向上した。

同社経営企画室の西村正己室長は、「食品を集客商材と位置付ける従来の MDから、顧客の利便性を高める『ついで買い』商材に改めたことが利益率を 高めた」と説明、今後も食品の価格安定策(エブリデー・ロー・プライス=毎 日が安売り)を推進していくとしている。

5月中間期の既存店売上高は同1.2%減前後となったもようで、会社側の 当初想定の同1%減をやや下回る見込み。下半期はチラシの配布回数を若干増 やすなどして、顧客の来店頻度を高める予定。西村氏は、「中間期で出来た貯 金を、来店客数の増加のために使って行きたい」としている。

据え置かれた08年11月通期の業績予想は、連結売上高が前期比0.4%増 の1040億円、営業利益が同11%増の36億円。1株利益(EPS)は41円3 銭となる見通しで、17日終値時点での株価収益率(PER)は6.5倍だった。

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