トヨタAMの浜崎氏:インフレ懸念から景気悪化へテーマ移行-債券市場

トヨタアセットマネジメント投資戦略部シ ニアストラテジスト、浜崎優氏は18日、ブルームバーグ テレビジョンとのイン タビューで、債券相場の見通しについて、以下のようにコメントした。

きょうの相場と予想レンジ:

「前日の米国市場で、物価はインフレ懸念を強める内容だったが、住宅着工 と鉱工業生産は足元景気の悪さを示した。取り様によってはどちらにも振れやす い相場だったが、今までインフレ懸念がメインになって相場が動いてきたので、 目先はファンダメンタルズ(経済の基礎的諸条件)に向かいやすい展開になって きている」

「一昨日、新発10年債利回りが一時1.9%付近に上昇したことで達成感も 働いて、買い戻しの動きが続くと思う。1.8%割れぐらいまで低下余地があると 考えている。先物9月物は133円25銭から133円75銭程度と考えている」

今後の相場展開について:

「債券市場では、先週ぐらいからインフレ懸念がテーマになって金利が押し 上げられてきた。一方、足元の景気を示す指標は、日米ともに悪いものが多かっ た。金利上昇がインフレ懸念を織り込んだ段階で、テーマが変わってきた」

「ここまで金利が上昇してきたことで、一部に値ごろ感も働き、需給につい ては底堅い展開を考えている。全体的に買い戻しの動きが考えられる。引き続き コンスタントに投資資金が入りやすい長期ゾーンが相対的には強めか。短中期ゾ ーンは銀行勢の買い戻しなどで一部では動きが大きくなるかもしれないが、これ まで金利上昇ピッチが速かったことからリスクが取りにくい。値動きは荒いと思 うが、戻しという点では限られるのではないか」

--共同取材:吉田尚史 Editor:Hidenori Yamanaka,Tetsuzo Ushiroyama

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