米AIG傘下の金融会社:住宅ローンの新規供与を停止へ-人員も削減

世界最大の保険会社、米アメリカン・イン ターナショナル・グループ(AIG)は17日、傘下の消費者金融会社ウィルミ ントン・ファイナンスがブローカーを通じた住宅ローンの新規供与を停止する 方針を明らかにした。同時に住宅購入者への直接融資も削減する。

発表資料によると、ウィルミントンは年内に335人の人員削減に踏み切る。 当局に提出した資料によれば、これにより、AIG自体には4-6月期(第2 四半期)に税引き前で2700万ドルの関連費用が発生するという。同社は提出資 料のなかで、住宅ローン市場について「現在の環境が近い将来、急速に回復す る可能性は低い」と指摘している。

ウィルミントンは、ファニーメイ(連邦住宅抵当金庫)など政府系機関に よる融資基準に満たないようなローンを組成し、ブローカーを通じて投資家に 販売していた。ブルームバーグのデータによると、昨年初め以来、住宅ローン 業務を停止したり、売却先を模索している企業は100社強に上っている。

AIGは米住宅市場の崩壊と関連した過去最悪の評価損を過去2四半期連 続で計上した。この責任を取って、15日にはマーティン・サリバン最高経営責 任者(CEO)を更迭、新CEOとしてロバート・ウィラムスタッド会長が兼 任することになった。

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