日航系3労組のスト突入で一部に欠航発生-19日も欠航生じる恐れ(2)

経営再建中の日本航空は18日、本体や日 本エアコミューター(JAC、鹿児島県霧島市)の乗員労働組合が同日未明か ら時限ストライキに突入したと発表した。ストを通告したのは本体の2労組と グループ会社であるJACの乗員組合の3労組。日航本体では管理職による対 応などで欠航は生じない見通しだが、JACでは始発から全運航の半数に当た る86便が欠航し、約1900人の足に影響を与える見通し。

また、本体の日本航空ジャパン乗員組合と、JACの乗員組合は48時間 の時限ストライキを会社側に通告したため、ストが継続されれば、19日には本 体で38便、JACで90便の欠航が生じる恐れがある。会社側は引き続き両組 合と協議を継続するとしている。日航では経営改善策の一環として基準内賃金 を恒久的に5%カットしたいとする会社側提案に4つの乗員系労組が反発。J ACでも夏の一時金への対応をめぐり、労組が事前にストを計画していた。

ストに突入した日本航空ジャパン乗員組合(福原達執行委員長)やストを 計画していた他の日航の乗員系組合は18日夕、記者会見して組合側の立場を 説明。福原委員長は「07年度の日航の決算はV字回復したにもかかわらず、会 社側の提示した夏季一時金は前年度と変わらない同水準。さらに5%の恒久的 な賃金カットまで提案し、会社の対応に誠意がみられなかった」とスト突入の 理由を語った。

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