トムソン・ロイター:5年・10年債起債で17.5億ドル調達-合併後初

カナダのトムソンによる159億ドル(約1兆 7200億円)規模の英ロイター・グループ買収で誕生した金融情報サービス会社 トムソン・ロイターは17日、起債により17億5000万ドルを調達した。合併後 初の起債となる。

ブルームバーグがまとめたデータによると、起債の内訳は5年債(表面利率

5.95%)が7億5000万ドル、10年債(同6.5%)が10億ドル。同年限の米国債 に対する上乗せ金利(スプレッド)は2.43ポイント。

トムソンは4月にロイター買収を完了。トーマス・グローサー最高経営責任 者(CEO)は、法律情報データベースや債券取引ネットワークなどの統合を進 めるなか、年内に従業員1500人を削減する計画だ。同社は5月1日、コスト削 減効果が2010年末までに年間10億ドル、11年末までに同12億ドルに達する見 通しを示している。

マイク・シモントン氏らフィッチ・レーティングスのアナリストは、17日 のリポートで、「トムソンとロイターの合併は、相互補完効果が高い」とした上 で、「金融や専門情報を扱う強力で大規模な複合企業が誕生し、成長機会もあ る」と指摘した。

社債の格付けは、フィッチとスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が 投資適格級で上から7番目の「A-」、ムーディーズ・インベスターズ・サービ スがそれより1段階低い「Baa1」としている。起債幹事は英バークレイズ、 米モルガン・スタンレー、米JPモルガン・チェース、英ロイヤル・バンク・オ ブ・スコットランド(RBS)。

ブルームバーグ・ニュースの親会社ブルームバーグ・エル・ピーは、金融サ ービス業界向けに情報や取引システムを提供するサービスでトムソン・ロイター と競合関係にある。

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