短期市場:翌日物底堅い展開か、6月末控えレポ0.6%-20日に国債償還

短期金融市場の無担保コール翌日物は底堅 い展開か。四半期末にあたる6月末を控えて、レポ(現金担保付債券貸借)が

0.60%付近まで上昇している。月末を越える無担保コールのターム(期日)物は

0.70%付近で散発的な出合いだ。もっとも、20日には国債が大量償還されるた め、今後の資金の動きは注目される。

17日の加重平均金利は0.4ベーシスポイント低下の0.505%。準備預金5.6 兆円と余裕があり、0.50-0.51%で取引開始。外銀が0.505%中心に調達した後、 午後は大手行が0.50%で調達を進めた。18日スタート分は0.51%程度、ユーロ (オフショア)円も0.51%程度だった。

レポは、6月利払い債の振替停止期間が明ける20日スタート分が5ベーシ スポイント程度上昇し、0.60%付近を付けた。同日は国債の償還・利払いで6兆 円程度の資金余剰が見込まれるが、資金決済が膨らむ上、四半期末を控えて償還 資金がどの市場に流れるか不透明感もある。

月末越えのターム物は、7月初旬までのレポで0.60%の運用希望が指摘さ れる。無担保コールは0.70%前後で、月内の0.55%前後に比べて高めで推移し ている。3カ月物など長めの取引で外資系金融機関が高めの調達コストを払う動 きも指摘されるが、3月末に比べると比較的落ち着いているとの声も聞かれる。

短期国債市場は、政府短期証券(FB)の2-3カ月物が0.59-0.60%程 度。調達コスト上昇に対する警戒感はあるものの、0.60%程度では投資家の需要 もしっかりしている。

調節見送り予想-準備預金5.6兆円

午前9時20分の定例金融調節は見送りの予想が多い。当座預金は前日比 2000億円減少の7兆9000億円程度、準備預金(除くゆうちょ銀)は前日と横ば いの5兆6000億円程度になる見込み。

準備預金の残り要積立額(1日平均4兆8300億円)と積み終了先(17日は 1900億円)から推計した実質的な中立水準は5兆円程度とみられる。

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