米トウモロコシ・大豆先物:最高値に迫る-中西部の浸水で生産減観測

シカゴ商品取引所(CBOT)では17日、 トウモロコシと大豆相場が上昇し、過去最高値に迫った。世界の食糧需要が拡 大するなか、米中西部の降雨による浸水で一部の穀物に被害が出て作付けが遅 れ、生産高が減少するリスクが高まっている。

米気象庁(NWS)のデータによると、米国最大のトウモロコシと大豆の 生産地であるアイオワ州の一部の農地では、過去2週間に360ミリを超える降 雨があった。米農務省の16日の発表によると、米国のトウモロコシの作況は2 週連続で悪化した。アグリソース(シカゴ)のダン・バス社長は、トウモロコ シと大豆の作付面積が最大400万エーカー減少すると予想している。

ノースアメリカン・リスク・マネジメント・サービシズ(シカゴ)の市場 アナリスト、ジェリー・ガイデル氏は「イールド(単収)が減少する可能性が 高いかどうかが問題だ」と指摘。「不透明感が相場を押し上げている」との見方 を示した。

CBOTのトウモロコシ先物相場12月限終値は、前日比11セント(1.4%) 高の1ブッシェル当たり7.76セント。16日には最高値の7.915ドルに達した。 大豆先物相場11月限終値は、前日比30セント(2%)高の1ブッシェル当た り15.53ドルだった。

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