米企業の社債保有リスクが低下-ゴールドマン決算受け懸念後退(2)

17日のクレジット・デフォルトスワップ(C DS)市場では、米企業の社債保証コストが低下した。米証券大手ゴールドマン・ サックス・グループが同日発表した2008年3-5月(第2四半期)決算で、減 益幅が市場予想より小幅にとどまったことに反応した。

純利益が前年同期比11%減の20億9000万ドルとなったゴールドマンの 社債に関連するCDSスプレッドは、2カ月で最大の低下となった。08年3- 5月(第2四半期)にモーゲージ関連資産を20%減らしたと前日発表した米証 券リーマン・ブラザーズ・ホールディングスも、CDSスプレッドが4営業日連 続で低下した。

ゴールドマンの業績とリーマンの保有資産価値に対する信頼感を受け、金融 機関が追加損失を計上するとの市場の懸念が後退した。クレジット・デリバティ ブズ・リサーチのチーフストラテジスト、ティム・バックシャル氏は「前日はリ ーマンについて悪い意味での大きな驚きはなかった。この日はゴールドマンに関 して良い意味での驚きがあった」と指摘した。

CMAデータビジョンによると、ゴールドマンのCDSスプレッドは11ベ ーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下して103bpとなった。リーマ ンは21bp低下の225bp。18日に決算を発表するモルガン・スタンレーは 20bp低下の160bp。米同業最大手メリルリンチは19bp低下の175bp。

CMAによれば、北米の投資適格級企業125社で構成するマークイットC DX北米投資適格指数は3bp低下の109bp。

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