NY原油(17日):3日続落、北海油田再開の可能性や需要減の兆候で

ニューヨーク原油先物相場は3日続落。 景気減速が燃料消費を抑制する兆候が示されたほか、火災で操業停止となって いた北海油田再開の可能性、さらにクウェート財務相が原油相場は高過ぎると 指摘したことが売り材料となった。

午前に発表された5月の米住宅着工件数と鉱工業生産指数はいずれも前月 比で低下した。北欧最大の石油・天然ガス会社、ノルウェーのスタトイルハイ ドロは今週にも火災のあった油田での操業を再開する可能性を明らかにした。 同社の保有する海底油田では15日にプラットフォームで火災が発生し、生産 が停止していた。クウェートのシマリ財務相は17日、バレル当たり100ドル を上回る原油相場は高過ぎると批判した。

MFグローバル(ニューヨーク)のエネルギーリスク管理担当バイスプレ ジデント、マイケル・フィッツパトリック氏は「相場が下がれば市場参加者の 関心は需要に集まり、相場が上がれば供給懸念が持ち上がってくる。ガソリン がガロン当たり4ドルを突破し、景気も冷え込む中、需要が打撃を受ける根拠 は豊富にある」と語った。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)で取引されている原油先物7月限 は前日比0.60ドル(0.45%)安の1バレル=134.01ドルで取引を終えた。

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