欧州債:2年債上昇、独景況感の悪化で買い-利回り4.64%に低下

欧州債市場では独2年債相場が上昇。6月 のドイツ企業景況感指数が予想よりも悪化したことが背景。

ドイツの欧州経済研究所センター(ZEW)が17日発表したことろによれ ば、6月の景況感指数は15年半ぶりの低水準に落ち込んだ。2年債利回りは7 年半ぶりの高水準まで6ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)に近づいて いたが、下げに転じた。欧州中央銀行(ECB)のトリシェ総裁が今月、インフ レ抑制に向けた利上げを示唆して以来、国債相場は軟調に推移していた。

コメルツ銀行の債券ストラテジスト、ペーター・ミューラー氏(フランクフ ルト在勤)は、「ZEWの指数低下は国債相場上昇の一因だった」と指摘。「市 場が経済面で失望する恐れがあることから、当行は利回りが低下し、利回り曲線 の傾斜は再びきつくなるとみている。中期的な見通しは明るい」と語った。

ロンドン時間午後4時12分までに、2年債利回りは前日比4bp下げ

4.64%。10日には4.78%と、2000年12月以来の高水準まで上昇した。同国債 (2010年6月償還、表面利率4.75%)価格は0.07ポイント上げ100.18。一方、 10年債利回りは4.61%でほぼ変わらず。

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