MGPA:アジアのオフィス物件を物色-日本の経営難REIT買収も

オーストラリアの証券大手マッコーリー・ グループが出資する不動産資産運用会社のMGPAは、アジアのオフィス物件 を物色している。世界的な信用収縮で資金の借り換えが困難になった日本の不 動産投資信託(REIT)も買収する可能性がある。

MGPAのサイモン・トリーシー・アジア最高経営責任者(CEO)は17 日、香港でブルームバーグテレビジョンとのインタビューに応じ、「価格は有利 になると思うし、アジア地域、特にオフィス物件市場のファンダメンタルズ(基 礎的諸条件)は良好だ」として、「向こう3カ月にさらに投資機会があるだろ う」と語った。

ロンドンの調査会社プライベート・エクイティ・インテリジェンスによれ ば、投資会社は1-3月(第1四半期)に不動産専門ファンド向けに250億ド ル(約2兆7000億円)を調達した。今月はカーライル・グループとAEWキャ ピタル・マネジメントがこうしたファンドで資金を集めた。

MGPAは16日に、同社最大の投資ファンドの募集を終え、65の投資家 から52億ドルを集めた。約13億ドルを欧州、39億ドルをアジアに投資する計 画だとトリーシーCEOは述べた。アジアでの主な投資先は中国とシンガポー ル、日本、タイだという。同CEOによると、22億ドルは既に投資済み。

同CEOは、日本などで経営難ファンド買収も図るつもりだとして「上場 されているREITで短期債務を抱えているところの中には苦戦しているもの もある。今から半年間が好機で、有利な買い物ができると思う」と話した。

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