大和総研・奥原氏:原油先物高受け債券は売り―170ドル近辺に上昇も

大和総研債券ストラテジストの奥原健夫氏 は17日、ブルームバーグ テレビジョンとのインタビューで、20年債入札結果 や原油高による債券相場への影響などについて、以下のようにコメントした。

20年債入札に対する評価:

「午前の取引で相場が上昇したことを考えると、悪くない入札だった。業 者がヘッジポジション(持ち高)を解かされるほどの上昇だったため、不調に なってもおかしくない状況。最低と平均落札価格の差である『テール』も13銭 からもっと流れてもおかしくなかった」

16日に過去最高値をつけた原油先物相場の影響について:

「先月の限月交代のときに相場は調整するとみていたが、実際はショート カバー(売り方の買い戻し)が入っている。その後も、どちらかというとロン グ(買い持ち)ポジションが増えているようなので、1バレル当たり150ドル、 場合によっては170ドル近辺まで上昇する可能性もあるとみている。金利上昇 要因となるので、債券にとっては売り材料になるとみている」

新発10年債利回りの年内見通しについて:

「足元は2%程度まで上昇すると思うが、景気後退色も強まってきている ので、年内に再び1.5%、場合によっては、それを割り込む局面もあるとみてい る。7月か8月にWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート原油先 物相場)が急上昇し、その後急落する。アジア株もいま大幅調整となっている ので、その後は世界景気が後退ということになってくると、インフレ懸念とい うのも沈静化する。逆に、利下げという話も出てくると思う」

--共同取材:曽宮一恵  Editor:Hidenori Yamanaka,Tetsuzo Ushiroyama

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