三菱自:仏プジョーと電気自動車での提携に向け検討へ-関係拡大(2)

三菱自動車は17日、仏プジョーシトロエン グループ(PSA)と電気自動車の開発、生産分野での提携に向けた検討に入る ことで合意したと発表した。

両社は今後数カ月をめどに電池や充電器、モーターなど電気自動車の駆動系 の主要部品での提携に関する可能性を検討する。電気自動車を早期に実用化、市 場投入するには開発・生産分野で協力することが相互にメリットがあると両社が 判断し、今回の合意に至ったとしている。

三菱自とPSAは、2007年から三菱自製スポーツ型多目的車(SUV)を PSAに、PSA製のディーゼルエンジンを三菱自にそれぞれ相互供給している ほか、5月にはロシアに合弁工場を新設することでも合意している。両社の関係 が電気自動車分野にも拡大することになる。

三菱自は電気自動車を地球温暖化の要因とされる二酸化炭素削減の切り札に 位置づけ、普及に向けた開発に取り組んでおり、09年には軽自動車をベースに した電気自動車「アイミーブ」を発売する計画。アイミーブには、ジーエス・ユ アサコーポレーション、三菱商事と共同開発している大容量で高性能なリチウム イオン電池を使い、充電1回当たりの走行距離を既存の電気自動車の倍以上に伸 ばすとしている。

三菱自の株価17日終値は前日比3円(1.5%)安の202円、年初来で6.9% 高い水準にある。

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