銅など金属在庫:08年は低水準続く、相場の支持要因に-米リーマン

米リーマン・ブラザーズ・ホールディング スは17日、金属在庫がことし、長期的平均を大幅に下回る状態が続き、相場の 支持要因になるとの見通しを示した。需要が比較的堅調である一方、供給の増 加が不十分であることを理由として挙げている。

リーマン・ブラザーズ・ホールディングスの金属調査部門ディレクター、マ イケル・ウィドマー氏が同日発表したリポートによると、銅在庫の長期的な平 均は需要の3.01週間分となっており、年末には1.25週間分まで落ち込むと予 想される。ロンドン金属取引所(LME)の指定倉庫の銅在庫は16日、12万 2050トンと、需要の約1.3週間分に相当する量だった。

ウィドマー氏は「一般的なマクロ経済の状況はあまり堅調ではないかもし れないが、中国の5月の鉱工業生産が16%増となったため、そのことは重要で はない」との見方を示した。

ウィドマー氏によると、アルミニウム在庫の長期的平均は需要の5.43週 間分で、年末までに3.34週間分まで落ち込む可能性がある。現時点のアルミ在 庫は106万8650トンで、需要の約3.92週間分となっている。

リポートによると、亜鉛在庫は年末には需要の約3.07週間分、鉛在庫は

1.25週間分になると予想される。長期的平均は亜鉛が6.2週間分、鉛が3.82 週間分となっている。また、ニッケル在庫の長期的平均は9.32週間分、現時点 の在庫は7.53週間分で、年末までに7.74週間分まで増加すると見込まれる。

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