ユーシン精株4年超ぶり高値、DVD特注機の上乗せで業績上振れ観測

樹脂成形品の取り出しロボットで世界シ ェア首位のユーシン精機の株価が続伸。一時は前日比55円(2.2%)高の2580 円と2003年10月22日以来、約4年8カ月ぶりの高値を付けた。デジタル家 電の普及を背景に、主力の小型取出ロボットが堅調に推移している。ブルーレ イDVD向けの特注機が上乗せされたこともあり、2009年3月期業績の上振れ 期待が一段と強まっている。

いちよし証券経済研究所の佐藤伸憲シニアアナリストは、「昨年末に受注 した新型DVD用特注機の売り上げが計上されてくる頃で、第1四半期(4- 6月期)の利益の進ちょくは30%超と、通常の25%を大きく上回るだろう」 と予測。通期営業利益は47億5000万円と、会社計画である前期比14%増の 40億2000万円を上回る水準を見込む。

ユーシン精では、2011年3月期の連結売上高を300億円以上(07年3月 期実績比53%増)にする計画で、経常利益についても前期実績の36億円から 50億円以上に同67%増やす構え。ただいちよし証の佐藤氏は、ユーシン精株 の妥当株価を2600円と算出。「ここまで株価が値上がりすると割安感は薄ま った」と話している。

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