午後の日本株は小高い、銀行が引き続き支え-米住宅とGS決算見極め

午後の東京株式相場は小高く推移。日経平 均株価は取引開始早々に下落に転じた後は、再び上げに転じるなど、相変わらず の方向感に乏しい動きだ。金融不安の後退から、三井住友フィナンシャルグルー プなどの銀行株が引き続き上昇。電気・ガスや情報・通信株といったディフェン シブ業種も堅調継続。半面、為替相場が円高方向に振れている影響で、トヨタ自 動車やホンダなどの自動車株が安く、住友金属工業などの鉄鋼株は一段安の展開。

午後2時現在の日経平均株価は、前日比13円21銭(0.1%)高の1万4367 円58銭。TOPIXは同3.7ポイント(0.3%)高の1405.38。出来高は12億 5109万株。上昇に転じたものの、午前の高値(1万4387円)を1度も上回って おらず、上値は重い。

SMBCフレンド証券の中西文行ストラテジストは、「きょう米国で発表さ れる住宅着工件数、米ゴールドマン・サックスの決算内容を見極めたいとの思惑 から商いが薄く、こう着感が強い。為替相場が1ドル=107円台に突入してきて おり、為替相場を見ながらのこう着感が強い相場展開が続きそう」と話している。

午後の東京為替市場では、ドル・円相場が1ドル=108円を割り込んで推移。 午後零時40分ごろにはこの日の高値となる1ドル=107円75銭まで円が買われ る場面があった。米国の金融政策について、市場の利上げ織り込みは行き過ぎだ との見方が浮上している。日経平均の下落寄与度上位は、東京エレクトロン、ニ コン、アドバンテスト、ミツミ電機などが並ぶ。

一方、新興市場はいずれも堅調。ジャスダック指数、東証マザーズ指数、大 証ヘラクレス指数は午後から上げ幅を拡大した。ジャスダック市場では、ヤフー や楽天などが買われている。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE