ヘッジファンド業界で大変動、大規模ファンド支配で中小苦戦-WSJ

米紙ウォールストリート・ジャーナル(W SJ、オンライン版)は17日、過去10年でファンド数が数百から8000に膨 れ上がったヘッジファンド業界で大きな変動が起きており、運用成績が良くて も中小規模のヘッジファンドで閉鎖が増えていると報じた。名の通ったトレー ダーによる新規設立も困難になっているという。

調査会社ヘッジファンド・リサーチのデータを引用した同紙によれば、2007 年に新設されたファンドは1152本で、05年のピーク時のほぼ半分。一方で多 くのファンドが閉鎖もしくは統合したため、昨年の業界全体の純増は589ファ ンドと、6年で最低の伸びだった。四半期末となる今月末は投資家による解約 の嵐という試練が業界を待ち受けているという。

同紙はまた、昨年末までには、ヘッジファンド業界全体が運用する資金の 87%が運用資産10億ドル以上のファンド、60%が同50億ドル以上のファンド に握られており、大規模なファンドによる支配が加速しているとも伝えた。こ うした大規模ファンドとして、米オクジフ・キャピタル・マネジメントやDE ショー、ポールソン、英マン・グループを挙げた。

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