5月米住宅着工98万戸に減少へ、PPI前月比1%上昇か-BN調査

ブルームバーグ・ニュースが金融・調査機 関72社を対象に実施した調査によると、17日に発表される5月の米住宅着工件 数は年率98万戸(中央値)と、4月の同103万2000戸から減少し、住宅市場低 迷が今後も成長に打撃を与える続ける可能性を示唆しそうだ。

着工件数の先行指標である住宅着工許可件数は、年率96万件(49社の中央 値)と、4月の98万2000件(改定値)から減少したとみられている。差し押さ えの増加や住宅ローン金利の上昇、不動産価格下落で、住宅販売の一段の減少が 見込まれるなか、建設業者は着工を減らしている。

クレディ・スイス・ホールディングス(ニューヨーク)のエコノミスト、ジ ョナサン・バジーレ氏は「売れ残り住宅がまだ大量にあるため、当面は新築の建 設は鈍化しそうだ」と指摘した。

住宅着工件数は、米商務省が午前8時半(ワシントン時間、以下同じ)に発 表する。ブルームバーグ調査での予想レンジは87万5000-106万戸。予想通り なら、1991年以来で2番目に低い水準となる。

午前8時半に米労働省が発表する5月の生産者物価指数(PPI)全完成品 は、燃料価格の上昇を背景に、前月比1%上昇(73社の中央値)が見込まれる。 食品とエネルギーを除くコア指数は同0.2%上昇(72社の中央値)と予想されて いる。

午前9時15分に連邦準備制度理事会(FRB)が発表する5月の鉱工業生 産指数は、前月比0.1%上昇(69社の中央値)が見込まれている。4月は同

0.7%低下だった。予想レンジは同0.4%低下-0.4%上昇。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE