中国1-5月期の固定資産投資:前年比25.6%増-復興活動で(2)

中国国家統計局が17日発表した2008年1- 5月期の都市部固定資産投資は、前年同期比25.6%増の4兆300億元(約63兆 円)となった。自然災害に伴う復興活動が投資を押し上げた。

1-5月期の伸び率は、ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト 20人の予想中央値と一致した。1-4月期は前年同期比25.7%増だった。

中国では、半世紀ぶりの大雪や先月の四川大地震の被害を受け、道路や工場、 住宅などの再建に取り組んでいる。建築資材の需要増加で価格が上昇し、中国当 局はインフレ抑制が一段と困難になる可能性がある。

INGグループのアジア調査責任者、ティム・コンドン氏(シンガポール在 勤)は、「復興活動のほか、当局がこれまで大幅な金融引き締め措置を講じてい ないことから、投資は今年増加傾向となるだろう」との見方を示した上で、「リ スクは、原材料の値上がりとインフレの再加速だ」と指摘した。

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