短期市場:翌日物0.505-0.51%、月末越え0.70%付近-金利先物は続伸

午前の短期金融市場の無担保コール翌日物 は0.505-0.51%付近。四半期末となる6月末が意識されるなか、月末越えの短 いターム(期日)物は0.70%付近で推移しており、運用は少ない。一方、ユー ロ円金利先物相場は、利上げ観測後退に伴う中期債の買い戻しが続き、続伸(金 利は低下)している。

翌日物は16日の加重平均0.509%に対して、朝方は外銀や証券の調達で

0.51-0.515%の出合いが見られたが、その後は0.505-0.51%が中心。国内大 手行や地銀の調達は0.50-0.505%で推移している。

月末を越える無担保コール取引は、先日付スタートの1週間程度で0.70%、 通常の2週間物でも0.69-0.70%の推移となっている。20日に国債大量償還を 控え、資金をコマーシャルペーパー(CP)やターム物の運用に回す動きも指摘 される。四半期末決算を意識する銀行は短期運用に傾きやすいが、銀行によって 運用姿勢に違いもあり、コール市場では資金の動きが見えづらい面もある。

レポ(現金担保付債券貸借)は、18日分や19日分が0.54%程度と、前週に 比べて2-3ベーシスポイント強含み。6月利払い債の振替停止期間のわりには 高めだ。短期国債の需給懸念がくすぶるなか、入札を控えた新発政府短期証券 (FB)3カ月物523回債利回りは0.60%で取引されている。

午前の定例調節は見送られ、準備預金(除くゆうちょ銀)は前日比1000億 円増加の5兆6000億円程度になる。残り要積立額(1日平均4兆8500億円)と 積み終了先から推計した実質的な中立水準は5兆円程度とみられる。

金利先物は続伸-1週間ぶり高値

ユーロ円金利先物相場は続伸。前週末の日銀総裁会見を受けて利上げ観測が 後退し、中期債の買い戻しが継続している。もっとも、欧州でインフレ懸念が強 いなか、ドル・円相場や株価は方向感の乏しい展開。債券先物は20年債入札を 控えるも、中期債の落ち着きを受けて買われている。

中心限月2009年3月物は前日比0.005ポイント安い98.780付近で推移して いたが、午前10時前ごろに中期債相場の上昇をきっかけに買いが強まり、一時

0.045ポイント高の98.830(1.170%)と、10日以来の高値をつけている。新発 2年債利回りは3.5ベーシス低下の0.925%。前週末の日銀総裁会見前には一時

1.020%まで売られていた。

市場の金融不安は後退している。米証券大手リーマン・ブラザーズ・ホール ディングスの2008年3-5月決算は初の赤字となったが、織り込み済み。モー ゲージ関連資産を20%減らしたことが反対に好感されている。一方、ニューヨ ーク原油先物は最高値を更新し、ドルはユーロに対し売られやすくなっている。

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