グローバル・ストックマーケット・サマリー【アジア・太平洋編】

アジア・オセアニア各株式市場の動きは以下 の通り。

【香港株式市況】

香港株式相場は反発。3カ月間で最悪の週となった先週の下げは行き過ぎと の見方が浮上した。

港湾運営の中国招商局国際(チャイナ・マーチャンツ・ホールディングス・ インターナショナル、144 HK)は4営業日で11%の下落から反発。製油大手の 中国石油化工(Sinopec、386 HK)は原油価格下落を好感して買われた。

大福アセット・マネジメントの運用担当者、ナンシー・リー氏は「投資家は 最近の株安を買いの好機と受け止めている」と指摘。「短期的には株価は底入れ に近い水準である可能性が高い」と述べた。

ハンセン指数は前週末比437.39ポイント(1.9%)高の23029.69で終了。 前週は7.4%下落していた。ハンセン中国企業株(H株)指数は前週末比2.8% 高の12558.36。

招商局国際は1.35ドル(4.4%)高の32.40香港ドル。Sinopecは 25セント(3.4%)高の7.51香港ドル。

【中国株式市況】

中国株式市場では、CSI300指数が9営業日続落し、昨年10月につけた 過去最高値のほぼ半分に落ち込んだ。政府のインフレ抑制策の影響で、中国株相 場の年初来騰落率は世界の主要市場で最悪となっている。

証券大手の中信証券(Citic証券、600030 CH)と貴州茅台酒(600519 CH)が安い。中国当局の政策で収益が減少するとの見方が広がった。

上海証券取引所と深セン証券取引所の人民元建てA株に連動しているCSI 300指数は、前週末比26.88ポイント(0.9%)安の2952.24で終了。一時は

2900.07まで下げる場面もあった。同指数は昨年10月16日に5877.20で終了し、 終値ベースでの最高値を更新している。

ICBCクレディ・スイス・アセット・マネジメントで11億ドル相当の資 産運用に携わるチャン・リン氏(北京在勤)は、「インフレと企業収益の伸び鈍 化が大きな懸念となり、それが投資家を株式市場から遠ざけている」と指摘した 上で、「調整の大きさから考えれば、今反発するのが妥当といえる」と述べた。

【インド株式市況】

インド株式相場は上昇。指標のセンセックス30種指数は約1週間ぶり高値 となった。原油下落でインフレと利上げへの懸念が後退した。

インドの銀行2位、ICICI銀行(ICICIBC IN)と住宅金融でインド最大 手のハウジング・デベロップメント・ファイナンス(HDFC、HDFC IN)が高 い。先週末13日の米株上昇の流れを受けインフォシス・テクノロジーズ(INFO IN)を中心にソフトウエア輸出銘柄も上昇した。

ボンベイ証券取引所のセンセックス30種指数は、前週末比206.20ポイント (1.4%)高の15395.82と、終値としては6日以来の高値となった。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物7月限は16日の時間外 取引で一時、前週末比0.7%安となった。

ICICI銀は4.2%高の797.45ルピー。HDFCは1.5%高の2160.60ル ピー。インフォシスは2.2%高の1907.80ルピー。

【オーストラリア株式市況】

ASX200指数は前週末比6.4ポイント(0.1%)安の5371.7。

【韓国株式市況】

韓国総合株価指数は前週末比13.47ポイント(0.8%)高の1760.82。

【台湾株式市況】

加権指数は前週末比64.18ポイント(0.8%)高の8169.77。

【シンガポール株式市況】

ST指数は前週末比57.36ポイント(1.9%)高の3036.92。

【マレーシア株式市況】

クアラルンプール総合指数は前週末比8.71ポイント(0.7%)高の1238.06。

【タイ株式市況】

SET指数は前週末比4.95ポイント(0.6%)高の787.59。

【インドネシア株式市況】

ジャカルタ総合指数は前週末比0.38ポイント安の2398.04。

【フィリピン株式市況】

フィリピン総合指数は前週末比66.01ポイント(2.6%)高の2620.76。

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