中国人民元:ペッグ制廃止後の最高値付近-中国高官の訪米控え

中国の外国為替取引で、人民元は2005年7 月のドル・ペッグ(連動)制廃止後の最高値付近で推移した。中国当局者の今 週の訪米では、米側から人民元上昇加速への要請が繰り返される公算が高い。

ポールソン米財務長官と中国側の高官は17、18両日にメリーランド州アナ ポリスで会談する予定だ。4回目の米中戦略経済対話となる。米財務省の中国 問題責任者アラン・ホーマー氏は週末に、米国は中国が引き続き人民元の上昇 を容認することを望んでいると語っていた。

ステート・ストリート・グローバル・マーケッツの為替ストラテジスト、 ドワイフォー・エバンズ氏(香港在勤)は「今回の戦略経済対話でも米国は人 民元上昇を求めるだろう」し、「最近の貿易統計やインフレ懸念を背景に中国側 も人民元上昇を受け入れやすくなっているのではないか」と話した。

中国外国為替取引システム(CFETS)によると、人民元は上海時間午 後5時30分(日本時間同6時30分)現在1ドル=6.9004元。前週末は6.9018 元だった。過去3カ月の上昇率は2.7%。

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