ドコモ:バングラ携帯大手の株3割を370億円で取得-持分法適用(2)

携帯電話国内最大手NTTドコモは16日、 バングラデシュ第3位の携帯事業者であるTMインターナショナル・バングラ デシュ(アクテル)の株式30%を3億5000万ドル(約370億円)で取得する と発表した。海外でのサービス展開や投資利益獲得に向け、アジアの通信事業 者に出資する戦略の一環。年内に株式を取得し、アクテルを持ち分法適用会社 とする予定。

アクテルにはテレコム・マレーシア・インターナショナルが70%、バング ラデシュで通信や繊維などの事業を手掛けるAKカーンが30%を出資。ドコモ はAKカーンがアクテル株売却のため実施した入札に参加していた。

ドコモ広報担当者の一越修一郎氏によると出資の主目的は、バングラデシ ュでの携帯電話市場の拡大が期待できる中、技術面などでアクテルを支援して 収益を高め、リターンを得ること。持ち分法適用会社は純損益を出資比率に応 じて自社の損益にカウントできる。

ドコモは1月にフィリピンの通信最大手フィリピン・ロング・ディスタン ス・テレフォン(PLDT)への出資比率を、NTTコミュニケーションズ (コム)との合算で20%以上に高め、PLDTをドコモの持ち分法適用会社と した。3月にはマレーシアの携帯事業者Uモバイルの株16.5%を取得した。

一方、バングラデシュの隣国のインドでは昨年5月、提携先の企業が英ボ ーダフォン・グループに買収され、手を引いている。

ドコモ株価の16日終値は前週末比3000円(2.0%)高の15万7000円。

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