NEC:生産活動によるCO2排出量、3年間で18%減の163万トンに

国内パソコン最大手のNECは16日、生産活 動で排出する二酸化炭素(CO2)のグループ総排出量を2010年度に163万トンと、 07年度に比べ18%減らすと発表した。工場やオフィスの空調・照明設備の省エネ 化や、物流も航空便の利用を抑えることなどで達成する。

生産活動による総排出量は00年度は265万トンだったが、07年度までに25% 削減している。製品使用段階でのCO2は07年度の82万トンを10年度に30%削 減して57万トンにする。

一方で、テレビ会議や物流・配送管理システムなど同社のITソリューション を通じたCO2削減効果を3年間で220万トンに倍増させ、NEC自体の事業や製 品からの排出量合計220万トンと相殺することを目指す。

総務省は10年度にITソリューションで2650万トンの削減効果を見込んでい る。NECで環境経営を担当する井田敏常務は記者会見で「その1割近い貢献度を 目指したい」と述べた。温室効果ガスの削減計画が義務付けられた京都議定書の第 1約束期間(08年-12年)では、累計1000万トンの削減効果を目指すという。

NECの株価は前週末比13円(2.4%)高の569円。

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