学情株が反落、景況悪化と業界内競争で収益悪化-4月中間益は2割減

新卒採用情報を中心に就職活動支援サー ビスを手掛ける学情の株価が反落。一時は前週末比18円(4.7%)安の365円 と5月26日(5.2%)以来、約2週間ぶりの下落率を記録した。前週末公表の 2008年4月中間決算で、競合激化によって利益率が悪化していることが分かっ た。景況感も悪化しており、買いが限定される中で、小口の売りに押された。

コスモ証券投資調査部の大西等シニアアナリストは、この日の学情株の下 げについて、「金曜日に意味もなくポンと値段が上がってしまった反動だ」と 指摘、「株価純資産倍率(PBR)1倍を大きく割り込んでおり、この水準か ら大きく下げる懸念は少ない」と見ている。

中小主力で厳しさ、モバ就立ち上げ注視へ

ただ大西氏によると、日本の景況感が悪化しているため、中小企業を主力 先とする学情の場合、「同業他社に比べて収益が停滞しがちだ」ともいい、携 帯電話端末で就職関連情報のやり取りができる「モバ就」サービスの立ち上げ を見極める必要があるとして、上値も重いと予想した。

学情の中間営業利益は前年同期比22%減の5億6700万円。業界内での競 争激化で合同企業説明会「就職博」への参加社数が減ったほか、「Re就活」 も低調で、営業利益率は29%から24%にも5%悪化した。08年10月期の業績 予想は、売上高が前期比3.6%減の43億円、営業利益が同13%減の9億100 万円。1株当たり純資産は429円となっている。

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