午後の日本株は高値推移続く、シンガポール先物主導-輸出中心買い

午後の東京株式相場は、日経平均株価がこ の日の高値圏となる1万4300円台で推移。シンガポール先物市場で日経平均先 物にまとまった買いが入ったのをきっかけに、上げ幅が拡大する傾向が強まった。 為替相場が4カ月ぶりの円安水準となるなど、外部環境の安定を背景に、キヤノ ンや松下電器産業などの電機株、トヨタ自動車やホンダなどの輸送用機器株が一 段高。午前は下落して終えた三菱UFJフィナンシャル・グループなどの銀行株 は上げに転じている。東証業種別33指数は29業種が上昇。東証1部の値上がり 銘柄数は1000を超えている。

午後1時55分現在の日経平均株価は、前日比371円6銭(2.7%)高の1万 4344円79銭。TOPIXは同28.06ポイント(2.1%)高の1399.63。出来高は 13億9939万株。

明和証券の矢野正義シニア・マーケットアナリストによると、「香港ハンセ ン指数がこの日は大幅高で始まった。日本が昼休み中にシンガポール先物市場に 大口の買いが入ったため、午後の日本株に影響を与えた」という。

16日の香港ハンセン指数は一時2.8%高まで上昇。2%以上の上げは5月 13日以来、約1カ月ぶりだ。

東京個別指、東応化が午後急騰

個別では、発行済み株式の3%超を上限に自社株式の取得をすると昼休み時 間帯に発表した東京個別指導学院が午後に入って急騰。IBMと安価な太陽電池 を開発すると、午後1時すぎに発表した東京応化工業が上げ幅を拡大した。

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