米ゴールドマンとモルガンS、大手証券のなかで最高益に-3-5月期

時価総額ベースで米証券最大手のゴールド マン・サックス・グループと同2位のモルガン・スタンレーが今週発表する2008 年3-5月(第2四半期)決算は、原油や金など国際商品のトレーディング益 が信用市場関連の損失を補い、世界の大手証券会社のなかで最高の利益を計上 する見込みだ。

両社は商品トレーディングで、ほかの大手証券をリードしている。原油先 物相場は過去1年間で2倍になり、金やトウモロコシも過去最高値を更新。相 場の高騰が投資家を刺激するほか、企業のデリバティブ(金融派生商品)を用 いたヘッジ需要を拡大させ、商品デリバティブ市場を席巻する両社の強みとな る。

金融サービス業界コンサルタント、イーサン・ラベージ氏によると、ゴー ルドマンとモルガン・スタンレーの昨年の商品関連収入は、世界10大投資銀行 全体が稼いだ150億ドルの約半分を占めた。

調査会社グリニッチ・アソシエーツのコンサルタント、フランク・フィー ンストラ氏は、商品トレーディングは「両社にとって非常に大きい。ほかの事 業の状況から考えると、その重要度はさらに増している」と語った。

ブルームバーグがまとめたアナリスト予想平均によると、ゴールドマンが 17日発表する3-5月期決算は前年同期比32%減益の見込み。モルガン・スタ ンレーが18日発表する同四半期の純利益は同59%減少になるとみられている。

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