米リーマンのフルドCEO:激震の1週間の後に株主の支持獲得

米証券大手リーマン・ブラザーズ・ホールデ ィングスの株主らは、6日から12日まで続いた株価下落や株式公開以来初の赤 字決算、最高財務責任者(CFO)と社長の退任発表といった激震の1週間の後、 リチャード・フルド最高経営責任者(CEO、62)への支持を表明した。

米上場資産運用会社最大手ブラックロックと、米保険最大手アメリカン・イ ンターナショナル・グループ(AIG)のモーリス・グリーンバーグ元最高経営 責任者(CEO)は先週、リーマン株を購入。ともにリーマンの今後について引 き続き楽観的な見方を示した。米投信会社パトナム・インベストメンツは、フル ドCEOが40年間のキャリアで築き上げた「強力なフランチャイズ」を引き合 いに出した。

フルドCEOは12日、住宅ローン市場関連の損失が今後も業績を圧迫する との株主の懸念軽減を目指し、エリン・カラン最高財務責任者(CFO)とジョ セフ・グレゴリー社長の退任を発表し、金融業界を驚かせた。60億ドル(約 6500億円)の資本増強後、株価は42%下落していたが、退任発表後の13日には 14%高と、4月1日以来最大の上げとなった。

ブラックロックのプレジデント、ロバート・カピート氏は13日のインタビ ューで、「われわれはリーマンとそのリーダーシップに自信を持っている」と述 べた上で、「彼らにはチームで取り組み、困難な状況を乗り切り、市場に信頼を 置いたという歴史がある」と説明した。

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