町村官房長官:巡視船など台湾船の領海侵犯、誠に遺憾

町村信孝官房長官は16日午前の記者会見で、 台湾の抗議船や巡視船が日本が実効支配している尖閣諸島周辺の海域に侵 入したことについて、「尖閣諸島がわが国の領土であることは論を待たない。こう した事案が発生したことは誠に遺憾だ」と述べた。町村氏の発言は以下の通り。

「尖閣に関する抗議船と台湾の巡視船が一緒に魚釣島に来て、16日午前5 時53分に領海内に入り、魚釣島の西の端をほぼ島を一周した後、同8時36分 に領海外に出た。海上保安庁の巡視船が警告、進路規制などを実施した。現状 では領海外に出ている」

「尖閣諸島がわが国の固有の領土であることは論を待たない。歴史的にも国 際法上も極めて自明なことだ。今回の事態で近隣諸国なり、地域の平和が乱さ れることがあってはならない。そういう意味で関係者が冷静に対応することが必 要だと考えている」

「抗議船が来ることを事前にキャッチして外交ルートを通じて再三、警告をし たり、また申し入れを行ったにもかかわらず、領海侵犯が発生したことは誠に遺 憾だ」

10日に発生した日本の巡視船と台湾遊漁船の衝突事故について:

「現実に先方の船が沈んでしまったことは、双方に問題があったという認識で 海上保安庁の調査も済んでいる。海上保安庁の方から発表もあったし、台湾に おいて、わが方の関係者が先方の政府、先方の船長に遺憾の意を表明し、今 後きちんとした対応をするということも言っている」

東シナ海ガス田問題、境界線問題を棚上げにして最終合意するのか:

「先般の日中外相会談でどういう話があったのか詳しくは知らないが、いずれ にしても最終的な詰めの作業が行われている段階だと聞いている」

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