短期市場:翌日物0.505-0.515%、積み初日とレポ高-金利先物は堅調

朝方の短期金融市場の無担保コール翌日物 は0.505-0.515%付近。準備預金の新しい積み上げが始まり需要が底堅いうえ、 短期国債の需給懸念でレポ(現金担保付債券貸借)金利が強含んでいる。一方、 ユーロ円金利先物相場は、前週末の日銀総裁会見を受けた買い戻しの流れを引き 継ぎ堅調(金利は低下)。

13日の加重平均0.453%に対して、外国銀行の調達は0.51-0.52%、国内 銀行の調達は0.50-0.505%のレンジで推移している。前週末は本店共通担保オ ペ(6月16日-30日)の最低落札金利が0.55%に上昇し、16日分のレポも

0.60%まで上昇。この日も当日スタート分や先日付スタート分が0.55-0.57% 程度で推移している。

日銀は午前9時20分の定例調節を見送った。準備預金(除くゆうちょ銀) は前週末比5000億円増加の5兆5000億円程度になる見込み。6月の新しい積み 期間(6月16日-7月15日)の準備預金の1日平均の必要積立額は4兆8600 億円となっている。

新積み期は6月末の四半期末を含む。債券相場が不安定ななか、前週末の市 場では政府短期証券(FB)の8月償還物が0.595-0.60%程度まで売られたも よう。短国買い切りオペの平均落札利回り格差もプラス0.012%に拡大し、期間 が長めの銘柄を中心に売りが出たとみられている。

金利先物は堅調

ユーロ円金利先物相場は堅調。欧米の中央銀行がインフレ警戒を強め、利上 げ観測が浮上するなか、日銀の白川方明総裁は定例会見で、各国の金融政策の情 勢の違いを指摘。インフレと景気下振れリスクについてバランスを取った発言に 終始したため、警戒していた向きの買い戻しを促した。

中心限月2009年3月物は前週末比0.020ポイント安い98.715で始まったが、 買い戻しで一時0.025ポイント高い98.760まで買い戻されている。前週末の夜 間取引では高値98.790をつけていた。期先に影響を与える新発2年債利回りは 前週末と横ばいの0.985%付近で推移している。

一方、前週の米国債市場では、2年債利回りが週間ベースで1982年8月以 来の大幅上昇となった。米金融当局関係者が景気浮揚からインフレ抑制に軸足を 移したことを示唆したため、売りが膨らんでいる。

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