ミライアル株は3カ月ぶり安値、半導体製品の低調で四半期業績が悪化

ジャスダック上場で、半導体シリコンウ エハー容器を製造するミライアルの株価が続落。半導体関連製品の受注が弱含 み、2-4月期(第1四半期)の連結営業利益は前年同期から28%減少した。 同社が手掛ける大型ウエハー向け容器の製品単価も下落しており、底打ちには しばらく時間がかかるとみられ、売りに押されている。一時前週末比190円 (6.3%)安の2810円まで売られ、3月21日以来、約3カ月ぶりの安値を付 けた。

ミライアルの第1四半期業績は、売上高が前年同期比7%増の45億円、 営業利益が同28%減の11億円にとどまり、据え置かれた中間業績予想に対す る進ちょく率は、売上高が50%、営業益が44%となった。注力するFOSB (300ミリシリコンウエハ出荷容器)の売り上げは伸びたが、単価が下落した ため、「ほぼ横ばい」(同社経理部の森平隆氏)で、回復には至らなかった。

三菱UFJ証券の長谷川義人シニアアナリストは16日付の投資家向けリ ポートで、ミライアル株の投資判断「3(市場平均並み)」を維持。「今後、 半導体市況が回復に向かうとしても、中間計画達成のハードルは高まったと推 察される」と指摘し、今来期予想をそれぞれ減額修正した。

同証による修正後の営業益予想は、2009年1月期が51億円(前回53億 3000万円、会社52億7000万円)、10年1月期が55億円(前回57億3000万 円)で、今期予想PER(株価収益率)は9.6倍となる。長谷川氏は、「三菱 U証の中小型エレクトロニクス関連銘柄のPER14-15倍を下回り割安感はあ るが、株価純資産倍率(PBR)は2倍超と、業界平均の同1.1倍を上回って いる。足元の業況が低調であることなどから、上値を追う材料に乏しい」と判 断した。

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