ヴァリ:世界の金属市場で「存在感高めたい」-買収は成長を補完

鉄鉱石生産会社、ブラジルのヴァリ(旧 リオドセ)は13日、世界の金属市場で「存在感を高める」ことを目指してお り、買収が内部的成長を「補完」すると考えていることを明らかにした。ヴァ リは、スイスのエクストラータと買収に関する協議を進めていたが、交渉は3 月に決裂した。

ヴァリのファビオ・バルボザ最高財務責任者(CFO)は同日、新興市場 の金属需要が引き続き拡大する一方、エネルギーの調達や新規プロジェクト開 発のコスト増により、供給の伸びは鈍化するとの見通しを示した。ヴァリは、 2012年までに生産を年間11%増強するため、590億ドル(約6兆4000億円) を投資し、オーストラリアのBHPビリトンを抜いて世界最大の鉱山会社とな ることを目指している。

バルボザCFOは同日、サンパウロで開催されたアナリスト会議で「買収 は、この戦略を迅速化させる興味深い補完要素である。すべて市場の状況次第 だ」との見方を示した。

バルボザCFOは、ヴァリがエクストラータとの買収交渉中に500億ドル 相当の融資確保で銀行と合意したことは、流動性がひっ迫するなか、銀行がヴ ァリを信頼していることを証明しているとの見解を示した。同CFOは、必要 ならヴァリが同様の融資を再び確保することは「困難ではない」と述べた。

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