英豪リオ:中国との鉄鉱石価格交渉での合意、「緊急を要する」問題に

世界2位に鉄鉱石輸出企業、英豪系リ オ・ティントは13日、行き詰まっている中国との鉄鉱石供給契約をめぐる交 渉をまとめることが「より緊急を要する」問題となっており、価格が上昇して いるスポット市場での販売量が拡大する可能性があるとの見方を示した。

中国の宝鋼集団などの鉄鋼メーカーが豪州の鉱山から鉄鉱石を輸入する場 合、ヴァリ(旧リオドセ)がブラジルで操業する鉱山から輸入する場合と比較 して運賃が低くなる。このため、リオ・ティントと豪BHPビリトンは、アジ アの鉄鋼メーカー向けの鉄鉱石の価格にいわゆる「フレート・プレミアム」を 含めるべきであると主張している。

リオ・ティントのトム・アルバネーゼ最高経営責任者(CEO)は同日、 ニューヨークでインタビューに応じ、「交渉終結の必要性は、より緊急を要す る問題となっている」と述べ、「ある時点において、買い手と売り手には異な る選択肢がある。事業の先行きを考えた場合、これらの選択肢を考慮に入れる 必要があるだろう。時間は刻々と経過している」との見解を示した。

ソレイユ・セキュリティーズ(ニューヨーク)の金属・鉱業アナリスト、 チャールズ・ブラッドフォード氏は「リオは鉄鉱石価格をヴァリの価格よりも 引き上げることを正当化し得る。中国の鉄鋼生産は非常に急速に伸びている。 値上げ幅は85-95%になると予想される」との見方を示した。

ブラッドフォード氏によると、鉄鉱石のスポット価格は契約価格の約2倍 となっている。アルバネーゼCEOは「スポット価格が指標価格と比較してこ れほど高水準になっているという事実は、間違いなく注目に値するだろう」と 述べた。

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