短期市場:翌日物は底堅いか、積み初日や短国需給-レポやオペ強含み

短期金融市場の無担保コール翌日物は底堅 い展開になりそう。準備預金の新しい積み上げ期間が始まるうえ、短期国債の需 給悪化を背景に足元のレポ(現金担保付債券貸借)や日本銀行の資金供給オペの 落札金利が強含んでいる。一方、準備預金残高は5兆5000億円に増加する見通 し。

13日の加重平均金利は6.2ベーシスポイント低下の0.453%と、昨年12月 14日以来の低水準。積み最終日は0.54%付近に強含んだが、調達一巡で0.51% 付近に落ち着き、日銀調節見送り後は0.50%割れの展開。午後に吸収オペが入 ったが、金額も少なく、年金払いを受けた運用意欲で0.10%を下回った。

6月の新しい積み期間(6月16日-7月15日)は四半期末を含む。債券相 場が軟調ななか、前週末は短国に売りが目立った。本店共通担保オペ(6月16 日-30日)の最低落札金利が2ベーシス上昇の0.55%となり、16日分のレポも

0.60%まで上昇。17日や18日も0.55-0.56%と、利払い停止期間中のわりに強 めだった。

短国市場では、政府短期証券(FB)の8月償還物が0.595-0.60%程度ま で売られたもよう。短国買い切りオペの平均落札利回り格差はプラス0.012%に 拡大し、長めの銘柄を中心に売りが出たとみられている。3カ月程度の共通担保 オペの落札金利は0.57%で底堅く推移している。

調節見送り予想-準備預金5.5兆円

午前9時20分の定例金融調節は見送りの予想が多い。当座預金は前週末比 1兆円減少の8兆3000億円程度、準備預金(除くゆうちょ銀)は5000億円増加 の5兆5000億円程度になる見込み。新しい積み期間の準備預金の1日平均の必 要積立額は4兆8600億円となっている。

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