米GE:外部からの資金調達の必要なし-株価は5年ぶり安値に接近

米複合企業ゼネラル・エレクトリック(G E)株は、金融部門GEキャピタルへの資本注入が必要になるなどの懸念を背景 に、5年ぶりの安値に接近している。同社は、「AAA」格付けを維持する上で 外部からの資金調達の必要はないとの立場を繰り返している。

GE株は今週、2004年5月以来の30ドル割れとなった。JPモルガン・セ キュリティーズとメリルリンチのアナリストは13日付のリポートで、投資家は 傘下のGEキャピタルが大規模な評価損を計上し、格付け維持に向けて資金調達 が必要になる可能性があると懸念していると指摘した。

GE広報担当のラッセル・ウィルカーソン氏はこの日インタビューに応じ、 市場の観測にはコメントしないとの立場を示すとともに、5月の投資家向け会議 でのジェフリー・イメルト最高経営責任者(CEO)によるこの問題に関する発 言は依然として有効だと語った。ウィルカーソン氏は「イメルトCEOは5月 21日に、当社が外部から資金調達を行っておらず、またその必要もないことを 明確にしている」と述べた。同社のAAA格付けは安定したものだとし、「何も 変わってはいない」と説明した。

GE株はこの日、一時28.49ドルと、03年11月18日以来の安値を付け た。終値は10セント高の29.15ドル。今年これまでに21%下落している。

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