米国市場のアジア株(13日):上昇、物価懸念後退-トヨタ、BHP高い

米国市場のアジア株は、1カ月ぶりの大 幅高。原油が下落したことに加え、米国の物価統計が市場予想に沿った内容だ ったことから、インフレ加速によって米金融当局が早期に利上げを行うとの観 測が後退した。

バンク・オブ・ニューヨークが集計しているアジア企業のADR(米国預 託証券)指数は前日比1.7%高の157.44。日本企業のADR指数は同1.6%高 の106.52。

シカゴ商業取引所(CME)の日経平均先物(6月限)は、前日比140円 高の1万4220円。大阪証券取引所は1万3980円、シンガポール取引所(SG X)は1万3985円。

サウジアラビアのヌアイミ石油鉱物資源相が最高値圏にある原油相場は 「正当化できない」と発言し、加えてドルが上昇するなか、ニューヨーク商業 取引所(NYMEX)で取引されている原油先物7月限は前日比1.4%安で取 引を終えた。5月の米消費者物価統計では、変動の大きい食品とエネルギーを 除いたコア指数は前月比0.2%上昇と、ブルームバーグ調査予想と合致し、ア ジア諸国にとって最大の輸出市場である米国のインフレ懸念が緩和された。

トヨタ自動車は1.9%高の102.71ドル、ホンダは2.6%高の35.65ドル。世 界最大の鉱山会社、オーストラリアのBHPビリトンは3.9%高の82.28ドル。

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