5月米CPI:前月比0.6%上昇、予想上回る-コアは0.2%上昇

米労働省が13日に発表した5月の米消 費者物価指数(CPI、季節調整済み)は前月比0.6%上昇と、前月(0.2% 上昇)から加速。昨年11月以来の大幅な伸びとなった。ブルームバーグ・ニ ュースが実施したエコノミスト予想中央値(0.5%上昇)も上回った。

変動の大きい食品とエネルギーを除いたコア指数は前月比0.2%上昇と、 市場予想に一致した。4月は0.1%上昇だった。

グローバル・インサイトのチーフ米国エコノミスト、ナイジェル・ゴール ト氏は「この統計は米連邦公開市場委員会(FOMC)を安どさせるような内 容ではない。一般物価は今後、さらに上昇するだろう」と述べた。

前年同月比でCPIは4.2%上昇した。4月は同3.9%の上昇だった。5 月のコアCPIは2.3%上昇(4月も2.3%上昇)した。

エネルギー価格は前月比4.4%上昇(前月は変わらず)。ガソリン価格は

5.7%上昇し、燃料コストは10%上昇した。

エネルギー価格の上昇はインフレ圧力を高めている。原油先物相場は6日 に1バレル=139.12ドルと最高値を更新。全米自動車協会(AAA)による と、レギュラーガソリン小売価格は今週、1ガロン=4ドルを超え、最高値を 記録した。

航空会社は過去1年で2倍になった燃料コストに対応するため、航空運賃 を引き上げ、運航休止や人員削減を実施している。5月の航空運賃は3.2%上 昇と、2002年1月以来の高い伸び。

食品価格は0.3%上昇と、4月の0.9%上昇から伸びが鈍化した。新車や 被服費、処方せん薬はいずれも低下した。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE