OPEC:08年世界需要見通しを下方修正、「供給は十分」-月報

石油輸出国機構(OPEC)は13 日に発表した月間石油市場報告(月報)で、2008年の世界の石油需要見 通しを引き下げ、世界の原油供給は十分だとの見方を示した。燃料価格 が過去最高値を付け消費が抑制されるなか、5カ月連続での下方修正と なった。

これによると、08年の石油需要は日量110万バレル拡大し、8688万 バレルとなる見通し。これは5月月報での予想の日量8695万バレルを約 6万バレル下回る。サウジアラビアは6月に産油量を日量30万バレル拡 大する計画を先週表明している。

OPECは需要鈍化とサウジアラビアの生産拡大で第3四半期(7 -9月)の世界の在庫増加は平均を上回るとの見通しを示した。通常な ら在庫が減少する10-12月にも、このトレンドは続く見込みだと指摘し た。

OPECは「これは市場には供給が豊富にあり、このところの価格 高騰が供給不足のためだと言う主張が正当化されないことを明白に示し ている」と主張。「経済の動向と現在の原油価格が重なり、石油需要に 影響を与え始めている」と指摘した。

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