欧州債(13日):10年債は週間ベースで5週続落、複数回の利上げ観測

欧州債市場では独10年債相場が週 間ベースで5週続落。インフレ加速を抑制するために欧州中央銀行(E CB)の年内の利上げが1回にとどまらないとの観測が広がったことが 背景。

独10年債利回りは11カ月ぶりの高水準。原油相場がバレル当たり 134ドル台付近で推移していることに加え、当局者は物価上昇率の加速 に警告を発した。フランスのインフレ連動債が示唆するインフレ期待は 今週、3年半ぶりの高水準に上昇した。

野村インターナショナルの債券ストラテジスト、ショーン・マロニ ー氏(ロンドン在勤)は「じり安の展開が続いた」と指摘。「インフレ への警告が相次いだところに株価の回復が重なり」、弱気基調が戻って きたと述べた。

ロンドン時間午後4時32分現在、10年債利回りは前週末比23ベー シスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇し4.65%。一時は7月10 日以来の高水準となる4.67%を付けた。同国債(2018年7月償還、表面 利率4.25%)の価格は18.5ポイント下げ96.82。

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