カナダ・ドル:3週間ぶりの大幅下落-マイナス成長で利下げ観測

30日の外国為替市場でカナダ・ドルは約3 週間ぶりの大幅下落となった。1-3月期のカナダの国内総生産(GDP)は年 換算で0.3%減少し、予想外のマイナス成長となったことから、来月に利下げが 実施されるとの観測が広がった。カナダ銀行(中央銀行)は6月10日に政策決 定会合を開催する。

カナダ・ドルはGDP統計で、米国の景気低迷がカナダに波及していること が示されたため、16主要通貨すべてに対して下落した。

バンク・オブ・ニューヨーク・メロン(ニューヨーク)のシニア通貨ストラ テジスト、マイケル・ウールフォーク氏は「カナダ経済の弱さは現実のものであ あり、政策対応が必要だ」との見方を示した。

カナダ・ドルは、トロント時間午後3時14分(日本時間31日午前4時14 分)現在、前日比0.6%安の1米ドル=0.9939カナダ・ドル(1カナダ・ドル=

1.0062米ドル)。前日は0.9877カナダ・ドルだった。下落率は今月8日以来最 大。

カナダ国債相場は上昇。2年債(表面利率3.75%、2010年6月償還)の利 回りは10ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下して3.01%。価格は 19セント上昇し、101.43カナダ・ドル。

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