三菱総研の酒井氏:生産・出荷・在庫のバランスは不安定-鉱工業生産

三菱総合研究所の酒井博司主席研究員は30 日、ブルームバーグテレビジョンのインタビューで、経済産業省が朝方発表した 4月の鉱工業生産指数速報について語った。主な発言内容は以下の通り。

鉱工業生産指数の受け止めについて:

「景気の先行きが不透明で、企業行動が慎重化していることを受けてのこと で、弱めという見方は変わらない」

「3月まではかなり在庫が上がってきたが、4月は若干改善の動きが見て取 れる形。ただ、しばらくは生産・出荷・在庫のバランスは不安定な動きが続くと みられる」

電子部品・デバイスについて:

「やはり生産・出荷・在庫のバランスがかなり悪化している。特に去年まで IT(情報技術)財が生産を押し上げる要因だったが、今年に入ってマイナスの 要素になっている。さらに在庫バランスも良くない。今後下押し圧力がかかって くるのかとの見方をしている」

今後(5、6月予測)について:

「季節調整の影響で5月は多少強めに出る可能性があるが、生産がそのまま 上向いていくかというとそうではなく、懸念材料が幾つかある。生産指数の場合、 特に輸出の影響を受ける。米国経済の動きに注目していく必要がある」

--共同取材: 鎌田泰幸 Editor:Hitoshi Ozawa,Masaru Aoki

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