大手ヘッジファンドは高リスクの可能性も-米パーカー・グローバル

米資産運用会社パーカー・グローバル・ス トラテジーズのバージニア・パーカー最高経営責任者(CEO)は30日、大手 ヘッジファンドは、運用資産の流動性が低いことから、投資リスクが高い可能 性があるとの見方を示した。

パーカー氏は、ブルームバーグテレビジョンとのインタビューで「規模の より大きいヘッジファンドの方が、安全性がかなり高いと考える人が多い」と した上で「しかしそれも、非常に規模の大きいヘッジファンドが何に投資して いるのか、ポートフォリオの流動性はどうか、顧客の解約に応じる余力がどの 程度あるのかといった要因に左右される」と指摘。ヘッジファンド業界全体へ の資金流入が鈍化している一方で、大手ファンドへの流入は増えているという 一般的な見方をけん制した。

米ヘッジファンド・リサーチによると、運用資産50億ドル以上のヘッジフ ァンドの数は、世界のヘッジファンド全体の5.5%にとどまったが、その運用総 額は全体のほぼ60%を占めた(3月末時点)。

信用逼迫(ひっぱく)や住宅価格低下、米景気減速のほか、ファンドの運 用成績悪化に伴う顧客の投資意欲低下を背景に、ヘッジファンドの1-3月期 の新規流入資金は165億ドルと、2005年10-12月期以来の低水準だった。

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