4月米個人消費0.2%増に鈍化か、5月消費者マインドは低下へ-調査

ブルームバーグ・ニュースが金融・調査機 関73社を対象に実施した調査によると、30日発表される4月の米個人消費支 出(PCE)は前月比0.2%増(中央値)と、3月の0.4%増から鈍化したも よう。所得の伸び減速や消費者信頼感の低下を反映しそうだ。

同日公表の5月のロイター・ミシガン大学消費者マインド指数(確定値) は速報値と同水準の59.5(57社の中央値)で、1980年6月以来、ほぼ28年ぶ りの低水準に落ち込んだとみられている。4月は62.6だった。

食品・燃料価格上昇や賃金の伸び鈍化、住宅価値低下が米消費者に打撃を 与え、支出が今後低迷する可能性が高くなってきている。戻し減税は、向こう 数カ月の経済成長を一時的に支えるにとどまりそうだ。

マリア・フィオリニ・ラミレスの米国担当エコノミスト、ジョシュア・シ ャピロ氏は「消費は非常に悲惨な状況に陥りそうだ」と指摘。「所得の伸びは 鈍化しており、エネルギー価格が上昇し、インフレが購買力を弱めている」と 述べた。

PCEは商務省が午前8時半(ワシントン時間、以下同じ)に発表する。 ブルームバーグ調査での予想レンジは、前月比横ばいから0.5%増まで。

4月の個人所得は前月比0.1%増(72社の中央値)と、3月の0.3%増か ら鈍化が見込まれている。予想レンジは0.4%減-0.5%増。

同統計の一項目であるPCEコア価格指数は、前月比0.1%上昇(54社の 中央値)と、3月の0.2%上昇から伸びが鈍化しそうだ。

ロイター・ミシガン大学消費者マインド指数は、午前10時に発表される。

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