証券監督者国際機構:資産担保証券の透明性確保でガイドライン改定へ

証券監督者国際機構(IOSCO)は、資 産担保証券(ABS)の透明性確保や銀行・投資家のリスク管理向上を進める ことで、信用市場の混乱に対応しようとしている。

IOSCOは29日の会合で、過去10カ月間の金融危機の原因となったサ ブプライム(信用力が低い個人向け)住宅ローンを裏付けとした債券など、仕 組み金融商品のガイドライン改定を検討していると公表した。これは仕組み金 融商品の検査厳格化が狙い。また、28日には格付け会社の行動規範も改定した。

IOSCOのサブプライム問題の作業部会で共同議長を務めるクリストフ ァー・コックス米証券取引委員会(SEC)委員長は声明で、「金融のイノベ ーションは資本とリスクの配分に重要な役割を果たすが、新しい金融商品はリ スク分析を完全に行う必要がある」と指摘した。

IOSCOの案では、監督当局が仕組み金融商品に組み込まれている住宅 ローンや他の資産について情報公開を求めるべきかを検討していくとともに、 リスク管理基準の厳格化も考慮していくことになる。

-- With reporting by Fabienne Lissak and Heather Smith in Paris. Editor: Jeff St.Onge, Mike Anderson.

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