コカCWH株が続伸、子会社統合で収益性は向上へ-GS証が高評価

コカ・コーラウエストホールディングスの 株価が続伸。前日比95円(3.8%)高の2595円まで上昇した。来年予定してい る全額出資子会社3社の統合によって経営効率化が進むと期待されている。ま たコーラの原液(シロップ)の価格は上昇しておらず、原料高で利益水準低下 が懸念される飲料業界において、強さが再評価されるとの見方が出ている。

ゴールドマン・サックス証券は29日付で同社株を、目標株価達成確度の高 さや旬の銘柄を選別したコンビクション・リストに採用した。同証券の田中克 典アナリストはリポートで、「SCM(サプライ・チェーン・マネージメント) 改革、傘下のボトラーの統合といった構造改革により収益性の改善局面に入っ た」と指摘。今後3年間で計30億円の費用削減が可能との見方を示す。

市場では、清涼飲料業界は原材料高と競争環境の悪化で収益性改善は困難 との懸念がある。これについて田中氏は「誤解で、コカCWHの収益性改善の 確度は高い」と指摘する。日本コカ・コーラが販売するコーラの原液の値段は 上がっておらず、他の飲料会社と比べ原料高の影響は小さいという。

GS証券は投資判断「買い」を継続、目標株価は従来の2700円から3000 円に引き上げた。

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